いよいよ夏本番。
沢登りの気持ちよい季節になってきました。

5月、6月のうちは、カッパを着こみ、ガタガタ震えながらの日もありました。
上から叩きつけてくる水流に押さえつけられながらの滝登りは、
早く突破しなければモタモタしてるうちに体が冷え切って登れなくなってしまうし、
つるんと滑ったら水の中にドボンのへつりも、水の冷たさを想像すると
怖くて余計に腰が引けてしまう。

そんな日々にもたゆまぬ努力を続けた結果、晴れてベストシーズンの沢登りを
存分に楽しむことができた・・・
・・・なんてストーリーだったら素晴らしいのだけど。
努力不足の結果、まだまだ駄目駄目です。すみません。

でも、T口さん、E口くんのフォローのお陰で、
楽しい一日を沢で過ごすことができました。ありがとうございました。




明王谷からスタート。




最初の滝を越えるT口さん。かっこいい!





私もがんばって続く。




突破不可能に見えた三の滝は、なんと滝の裏が通り抜けられるらしい。




こんな感じで。




人生修業が足りてないE口くんは、滝に打たれる。




とにかく滝の多い沢だった。

越えても越えても、滝の連続。
岩登りの苦手な私は、ずいぶん時間がかかり、2人を待たせてしまった。
が、迷いながら、悩みながら、なんとか越えることができた時の充実感は、
忘れられない。

しかし、こんなに時間をかける訳にはいかない。もっとスピーディに登れなければ。
やっぱり、沢には岩登りの技が必要だ。避けては通れない。
苦手だけど、がんばろう。

みなさん、今後、もし私が突然CRUXとかに出現しても、驚かないでください。
とんでもなくドンクサイと思うので、声をかけて知り合いだと思われるのも
躊躇われるかとは思いますが(笑)
どうか、温かい目で見守ってやってください。

<とん>