お盆休み前半はサクッと連続遡行でもしようではないかということで、関西から近い中央アルプスの沢に行くことにした。どうせなら2本くらい登ろうということで連続遡行になった。
8月10日(土)
相変わらず暑い京都。
学生山岳部の味方、青春18切符を使って今回は行くことに。
京都にて入鋏、乗り換えごとにビールを買った。名古屋、中津川を過ぎ、鉄路つつがなく原野駅着。涼しい。駅にはカブトムシをとりに来ている人がいた。地元の人と話して今日はステビ。
8月11日(日)
朝は涼しい。タクシーにのって廃業したスキー場まで。登山口の近くまで行ってくれた。2600円。
宿泊道具をデポして出発。福島Bコース方面に進み林道を30分、沢を登山道が横切るところが幸の川。
最初の堰堤を左から巻くと、6mC.S.が見える。

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午前中はそこまで陽が差さないので少しどんよりとしている。
いくつかの小滝を越えると沢を倒木が埋めている。滝にも倒木がかかっていて滝の水流から1m離れて空中を登っているような気がする。

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倒木の次はスノーブロック!沢をゴロゴロと雪塊が埋めている。

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そんで次は30m3段。

DSCN3359 だんだんと沢に陽が差してくる。その後二俣。左俣にも大きな滝がかかっていた。きっと左俣も人が行ってる気がする。

DSCN3363 二俣には大きなスノーブリッジがあり、すぐ10mの滝。これは巻きがめんどくさそうなので直登することに。

DSCN3368 流芯に向かうのは少し悪く左に逃げる。中間のハーケンが少しはなれたところにあり使えなかったが、カムが決まった。
でも最後のズルズルの草付きをマウントで越えるのが悪い。そんでトラバースして滝上。
こっかたは8mとか少し大きな滝など小滝を交えて登っていく。平坦な河原もなくただただ滝を登っていく。疲れる。

DSCN3378 最後10mと5mのスラブの滝を左から巻き気味で越えるともうすぐ水が枯れてくる。左に入って涸れ沢を激登り。
見過ごしかねない登山道が沢を横切っている。左に折れて避難小屋を目指す。きれいな登山道でアルプスの雰囲気。

DSCN3392 沢をそのまま山頂まで詰めていくのはかなりしんどいそうだ。避難小屋で大休止。疲れたが、下山だけは早い。コースタイムをかなり縮めて入渓点着。デポを回収して明日の細尾沢の近くで泊。

明日、細尾沢編へつづく。