私たち以外、誰もいない静寂の岩場。
岩登りの原点を思い出させてくれる貴重な岩場。






開拓者がどのような思いで登り進めたのか、その思いが伝わってくる。
一手一手、慎重に繰り出し、絶妙なバランスで攀じる。
落ちそうで落ちない。落ちられない。力任せでもない。
“たのむしステルス君、滑らないでくれ”とスメアリングに祈りを込めて進む。
グレードは10abが中心だけど、やはり中身が濃い。



それにしても素晴らしいロケーションとルートの数々。5年ぶりの熊野。
一日で帰るのがもったいない。楯ヶ崎などと合わせて1泊2日でプチツアー組むと
一層楽しいだろうな。海岸線でのキャンプ・風呂・磯甚さんの絶品料理.

ああ,やはり僕は熊野が大好きなんだ。