13日メンバー:Nか・O山田・N藤 
14日 M下・Nか・・N藤O山田

さて、基礎トレに適した金毘羅への毎週トレーニングです。(軍曹は初ザイルワークトレ)


今回は私から誘ったのではなかった。
軍曹が5月末に6月中旬に出所できるので、の二日間の練習を取ってくださいと早い段階から依頼してきた。そうでなくっちゃと気を良くして、5月末に軍隊に装備一式送る。

初めは、手取り足取りやらないと 覚えられないもんだし、間違いに気が付かないし・・・と分かってはいるものの、どれだけ試行錯誤してくるか?その姿勢を見ることにする。

また本人が予習をやってこないと、当日の時間が勿体無い。そうでないとトレーニングが回らない。集会も早めに来て、時間を惜しみ、事前準備を僅かでも進めておく。



今回、両メンバーとも2日練習が取れるということなので、即決で泊まりとしました。
というのも、この三人で泊まったことなく、軍曹はGW合宿に参加できなかったので、初めての幕営となる。
わずかながらも、テント泊・生活技術などのチームワークを理解・体験・習得ということで、静原にて泊まることにした。
また合わせて、食材の買出し、昔の料亭を改築して銭湯になっている船岡温泉で汗を流し、ぷち新人歓迎会(焼肉)・米炊き・朝食作りを共同作業にてすることにしましたです。


金比羅トレでは、内容的には基礎的なことばかり。
リードは適正なルート取りで、墜落なく、支点の設置、アンカーの設置、コールのやり取りと、意思疎通をスムーズにして、お互い安心して登りに集中できるようになるための基礎の基礎。リードし導くものと、それを積極的に支えるビレイヤーとの信頼関係をいち早く築いてほしいものです。

YケンではNさんにリードしてもらう。いつも涼しげな顔してる人が、妙に表情が堅い…。
数ピッチ進むと表情も和わぎ笑顔も見れる。最後尾をついてあがると、なんも言わんでも、三人がザイルを束ねていたり、懸垂下降では、手を休めることなく、ザイルを回収準備を進めるなど、嬉しくなる場面が少なからずあった。

隊員は初めてなので、言われたことを神妙な顔して聞いている。
一つ一つの技能はシンプルなものだけど、流れの中で、やるとこんがらがってきて、
フリーズしたり、順番を間違えたりしいる。

二日目は昼から隊員が仕事の都合で、帰宅することになっていたので、下まで送迎後、昼食をとり、すかさず、北尾根にいく、先週とはルートを変えて登ることにする。私が復帰後、初リードとなる。何度となく登ったところだが、妙に嬉しい。

下では、出だしの抜けに少々時間がかかっている模様。というものM下さん、余計な装備を持ってきて、重すぎるからだ…。10キロ以上は在ったのでは…なんでこんなに重いんだ…スッキリ楽に登りましょう。
北尾根の頭で登りついてくるM下さんは、明るく汗だくで、見ていて気持ちのいいものだ。

帰りは、クライムダウンでまたもや弱点克服トレ。

今回は、まことに暑いなかであったが、雨降るよりよっぽど良かった。
新人歓迎焼肉幕営と二日間にわたり、小旅行のようで、コミュニケーションがとれ、充実していた。
それにしても、米はうまく炊けていたし、焼肉も大変旨かった。


帰り際での車で、Nさんがザイルを毎日触るようになったんです…といっていたことが印象的だった。
なにかが変わり始めたのですね・・・。