11月2日
いつも通りに京都駅のマクド前に集合。
関東出身の私もいつのまにかマックではなくマクドに慣れてきて関西人になりつつあるのかもしれない。高速に乗って多賀に着くと京都の山岳会の人と会う。明日富山側から入れないかもしれないので八ヶ岳に進路変更らしい。
11月3日
仮眠後出発。ロープーウェイの駅には人がいっぱい。どうやら道路の除雪に時間がかかってロープーウェイにも影響がでているらしい。やっと室堂着。晴れてる!ピーカン。
雷鳥平のテン場まで歩くがやたらヘリがとんでいる。近くでせっくん開始。スタンディングアックスビレーや滑落停止訓練などをする。雪がふかふかであんまりすべらない。
テント場に帰る時に京都の山岳会の人に会い、今日の雪崩の一部始終を聞く。やはり雪崩で人が亡くなったらしい。しかも7人。恐ろしい。
エスパースのジャンボとかいうでかいテントに7人。
夜外にでると星空が広がっていた。7人の尊い命を奪った山は不気味な静かさを湛えていた。

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11月4日
あんまり晴れていない。テントを撤収し雄山に向かう。室堂に団体装備などをデポする。
富山県山岳警備隊の人から今日の行動予定を聞かれる。やはりきのうのことがあったらから、警察もぴりぴりしている。トレースを辿り一の越へ。だんだんと晴れてきた。風が強く寒い。山頂に着くとそこまでの風はなかった。北アルプスが良く見える。去年はスキーヤーがたくさんいたが今日はさすがに誰もすべっていなかった。
室堂に戻り3時発のバスに乗って降りる。車で駐車場をでるころにはもう暗くなっていた。
京都には深夜着。
北アルプスは遠いなぁ。今シーズン初雪山もトラブルなく終わることができた。そして雪崩や雪山でのリスクについて深く考えさせられた活動だった。

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