【メンバー】 エ口・N口(立命館大学山岳部)




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二つ玉低気圧が通過中ということもあり、諏訪SAで朝目を覚ましたら雪が・・・寒い((+_+))

舟山十字路からとぼとぼ歩き、林道の終わった地点でテントを設営。せっせと用意をして広河原右俣へ移動。

二人とも広河原沢が初めてなので、いまいち概念が把握できていない。大きな木に矢印が右と左と出ていたので、ここが左俣と右俣との分岐だと思い右俣へ

どうも、概念図と現在地が合致しない(-.-)行ったり来たり迷いながらも滝を発見。『武藤返しの滝』かなと思って適当に登る。左俣の偵察もあったので早々に引き揚げ大木の分岐まで戻り、左俣へ移動。すると、途中でトレースと合流する??もしや・・このトレースは我々のでは・・・間違いない。半日近く我々は広河原沢左俣を広河原右俣と思って行動していたようだ・・・(-_-メ)

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南岸を低気圧が通過中ということもあり夜も降雪があった。天候は悪いが天候は回復傾向だし稜線に抜ける頃には天候も落ち着くだろうと思い左俣へ出発。降雪もありラッセルすることがありなかなか進まない。




大滝をリードするがビビってしまってフィフィを使って何とか突破。精神力がないです((+_+))

稜線に抜け御小屋尾根を登り阿弥陀を目指すが、摩利支点から引き返す。天候は依然強風で視界も悪い。尾根を間違えないように慎重に尾根を下る。去年は後輩が尾根を間違えて遭難した手前いつも以上に慎重に進むが・・・・

我々は途中の分岐で進むべく道に迷った。

1、地形的には正しいと思うがリードテープがない
2、地形的には正しくないようだがリードテープが等間隔に打たれている

この二者択一で後者の方を選んだ我々は、テープを信じて突き進む。途中胸上のラッセルになるが下りなので雪の中を泳ぎながら突き進む。そしてトレースを発見。おそらく広河原左俣の下部に戻ってきたと思ったが・・・そこには見たことのない大きな氷瀑があり頭のなかはパニック

アイスクライミングしているおじさんに氷瀑の名前を聞いたら・・・・『え~南沢大滝ですか??』と思わず叫んでしまった。いつの間にか広河原沢の反対側に降りてきていたようだ((+_+))すごくショックです↓

八ヶ岳山荘まで下山して山荘からタクシーを呼んでもらう。ここでまたまた事件発生。二人とも財布がないテントに置いてきたようだ・・・かくなるうえはタクシー強盗するしかないと思ったが事情を説明すると後日、料金は送るということで了承していただいた。(^O^)

舟山十字路までタクシーで移動して、またまたテントを回収しに往復1:30の道のりをトボトボあるくのでした。朝の5:30から行動して太陽が落ちた18:00頃に全てが終了。長い一日でした。