【メンバー】  エ口・竹〇

9月27日 「左方カンテ」
9月28日 「見張り塔からずっと」



(左方カンテ)

 (27日)
 さすが、大人気ルート『左方カンテ』 数珠つなぎのように登っている。
核心ピッチはでは1時間以上の時間待ち。もしやTDLか??多くのパーティーは7ピッチ目にもとりついていたが、我々は6ピッチ登ったところで『注文の多い料理店』を懸垂下降。おそらく7ピッチ目にもとりついていたら、懸垂下降の順番待ちで夜中に降りることになっていただろう。この日はさっさと就寝。なにせ明日は『見張り塔からずっと』なのだから(^O^)/しかし、前日までの雨の影響で水の染み出しがひどい((+_+))明日は大丈夫かな??一抹の不安を感じる。

 (28日)
 快晴とはいかないまでも、うす曇りの中出発。北沢大滝でロープを結び登攀開始。あまりボルトもなければ、NPをセットできる個所もない。しかし、きわどいクライミングは要求されないので精神的には楽ちん(^O^)/竹〇君に教えてもらい作ったラミネート加工したトポは、濡れる心配もなければ破れる心配もない。非常に有効でたぶんこれは流行ります!!




(北沢大滝)

 
北沢大滝を登りきり少し歩くとメインイベント(見張り塔からずっと)の核心が姿を現す。
                      ↓


 

 う・・・すごい威圧感(+_+) 最近まで雨が降っていたので岩も濡れている・・・・おまけにオールNPでランナウトする個所もある。すでに僕の心はKO状態。グレードは5,8で普通に登れば落ちることはないが突っ込む勇気が湧かない。ただただ壁を眺めているだけ(-.-)結局は自分のNPにたいする技術的な自信がない。挑戦することなく逃げ帰るショボショボな自分が情けない。打ちのめされ西の肩から帰路につくのでありました・・・・来年は『見張り塔からずっと』を登って錫杖の上に立つぞ!!        
                                      (エ口)

今まで自分の身につけてきたことを最大限発揮できたことは自信に繋がった。そしてそれでもまだまだレベルアップする必要があることが如実に露呈したが、今後の課題が明確になったことは、ある意味いい刺激になったので、意義深い山行だったと思う。
(T)