(鹿窓・長野県側から撮影)

9/23~9/24に甲斐駒~赤石沢奥壁中央稜~鋸岳を元京大医学部登山会のO君と計画をたてて登る予定で向かったのだが・・・

23日朝、天気予報を見ると午後から降水確率70%・・・空を見ると曇っている。とりあえず仙流荘発のバスに乗り込み北沢峠に向かう。北沢峠からボチボチ歩いて1040頃に甲斐駒頂上に到着。


以下こんな会話がなされた
 
 『天気微妙やね。』
 『午後から雨が降るみたいやしね~』
 『どないしよう?』
 『う~ん』
 『今すぐに雨が降ったら、登れなかった言い訳ができるんだけどね~』
 『登攀中に降ってこられたらね~』
 『う~ん。どないしよう』

などなど、不毛な作戦会議が続けられ時間の浪費をしてしまう。結局、雨が降ってきそうなので六合石室に向かう。こうなってしまったら判断が正しかったことにしたいので、ひたすらに雨が降ることを祈る。

六合石室は最近まで屋根がなかったらしいが、改築されていて屋根があり雨の心配もなし。石室付近の岩に登って遊んでいると15時くらいから雨が・・・ささっと取りついていたら登れていたかも。

24日は朝から小雨。鋸岳の核心の第二高点から、第一高点はガラガラと散々聞いていたので覚悟していったためか若干拍子抜け。今年に整備が入ったのか、危ない所には鎖がしっかりセットされていた。ちょっと鋸岳の魅力が半減。整備のしすぎは如何なものかな?

角兵衛沢を下って戸台川にでると、今年の台風9号で以前の風景と違う戸台川になっていた。橋本山荘から少し奥の駐車場も流されて無くなっていた。自然の猛威は恐ろしい。

今年は冬の鋸岳を縦走してみたいな~             (江口)