6月29日
毎年恒例の海外遡行同人総会IN駒ヶ根。
私も、GWの台湾・三光溪の報告をさせていただいた。三光溪の報告の次はなんと、世界の佐藤裕介さんのイーカンシー・台湾最大のゴルジュ突破の報告だった。恥ずかしすぎる。
その後も台湾での沢登りや成瀬さんらのレユニオン島のキャニオニングの報告など、本当に痺れる報告ばかり、いつもながらすばらしい報告を聞けて大満足。
そしてその後は沢屋交流会。関東、関西の沢屋たちが結集しており、これもまた楽しい。二次会になり、さらにお酒の量も増えて、べろんべろんの人続出。佐藤さんに厳冬期称名滝登攀の話なども聞けた。ヒマラヤ初登攀時代を代表するクライマー重広さんとも話せた。また大峰で神と祀りし吉岡さんなど。本当にそうそうたる人たちだった。12時頃中国遠征の発表を二日酔いですっぽかした後輩もきて、さんざん飲まされていた。3時くらいまで飲み続けて就寝。
6月30日
6時にキャンプ場にタクシーが来るので5時30分に奇跡的に起床。
養命酒工場の裏手の林道を行く。この林道の終点の堰堤は養命酒工場の取水口となっている。

川幅は広く開けていて水も冷たく、青い。
なんだか人工物が多く空木からきたものかなんなのかと思っていると堰堤が。右から巻くがあんまりよくないのでロープを出して抜けると電線がきていた。基礎がぐらぐらの梯子のとなりを懸垂して川床へ降り立つ。だんだんと川幅が狭まってきて小さいゴルジュに。

完全に胸下までのへつりをすると衝撃的なものが視界に飛び込む。「堰堤だ。」しかもかなりでかい。

つるつるの一枚岩で沢タビのフリクションの限界を試して遊ぶ。


しゃあないなと思いつつ、堰堤を巻いてさらにもう一回懸垂して川床に戻る。
広い広い河原を歩くと左岸には電柱?電線。
そしてまたしても衝撃的なものが視界に飛び込む。「堰堤だ。」しかもかなりでかい。笑

右の梯子を上れば林道にでられるだろうということで、はしごを上がる。


堰堤の上から、本来の入渓点を望む。なんとも、今日の遡行終了が入渓点になるとは・・・。



林道を30分ほど歩いて一つ目のゲート。それから1時間くらいで2つ目のゲートに着く。ここまでは車が入れるようだ。車もあった。
↓一つ目のゲート

↓二つ目のゲート


最後は養命酒の工場まで歩いてタクシーで菅の台バス停まで。
京都行きのバスが満席だったので名古屋までいって新幹線で帰京。恵那山トンネルの片側通行のせいで1時間30分以上も遅れた。中央アルプス近いような遠いような。でも中田切川はまたぜったいに来る。