日時:2014年5月24日(日)土曜日前夜発
場所:三重県大台町 宮川水系大熊谷支流 東俣谷

大阪を前夜発しいつもの橿原市内へ。いつものオークワで買い物をしようとしてわざわざルートから外れて買出し。結局桜井市街に何軒もの24時間のスーパーがあった・・・。
高見峠を越して奈良県を出る。大阪府から奈良県三重県と奈良県を縦断する。前夜泊地について明日の起床時間などを決めて就寝。けっこう寒かった。

4時起床でとりあえず荷物を車に叩き込んで出発。走ったことのない道をひたすら進み大台町に入る。422号線に再び合流し、大熊谷林道を目指す。林道は舗装されており意外にもいい道だった。東俣谷出合にちょうど大きい駐車スペースがあった。前夜泊地にはかなりいいが、この周辺は夜間のキャンプは禁止されている。朝食を摂るが寒いので車の中で。あんまりテンションが上がらない。それにしても出合からはところどころ岩壁がぶっ立っていてすごい。

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6時ちょうどに入渓する。寒い。15mなど直登できない滝があったが巻き道は明瞭なため問題なく不動滝まで進む。

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不動滝は左岸を巻くが途中に祠があって驚く。そして巻き道が整備されていた。地面に巣を作る蜂がぶんぶんしていて怖い。どんぴしゃで落ち口。すぐに夢幻滝にでる。

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下の6mを爆水シャワートラバース。完全に濡れ切る。寒い。肺がきゅっと締まって呼吸がすこし止まりそうになるこの感覚。これもまたきれいな滝。右岸を巻くがなんか悪いのでザイルをだす。ヒルが多い。ビレー点の近くがヒルが多くやってられない。絶滅してほしい。
急に廊下上に川幅が狭まり10m2条?夏ならシャワーで突破してもいいのだが、滝で濡れまくって寒いのでザイルをだして右を行く。

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すぐ二俣。スパッツを外すとヒルがついている。ハッカ油のヒル除けスプレー(自作)をヒルにかけるとすぐ死んだ。これは沢必携だ!

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またもや大滝がでてきて左を越えるとレンガの人工物。その後も直登可能な滝をいくつか越えて林道まで突き上げる。

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入渓したころは曇っていた天気も完全に回復した。ツメも藪漕ぎ無しで最高。

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そして二俣で登山者に会って、いろいろ道を聞く。どうやら林道から二俣に下りてくる登山道があるようだった。その登山道は迷岳まで続いているようで林道で迷岳に行く道を探してみたが見つからなかった。しかし二俣におりるなんとなくうっすらした道は確認できた。道は確認できたがところどころ消えかかってほぼ廃道寸前。

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地図をにらんでコンパスで方向を合わせてなんとか二俣まで降りることができた。二俣からはところどころ整備された沢の脇の登山道を進んでいく。林道からの登山道はけっこう悪い。そしてよくすべる。

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祠のあった巻き道を下り不動滝で記念撮影。

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それから沢を何度か横切って入渓点まで戻ってこられた。

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沢2回目のT氏はふらふら気味。
着替えて温泉に行って大阪まで帰る。日帰りの沢だったがなんともおなかいっぱいになれた良い沢だった。沢ナビさんありがとう!