日時:2015年10月某日
場所:岐阜県奥美濃
メンバー:く、他4

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去年も行った秋の奥美濃の沢。
こないだもダラダラしていたけど、さらにダラダラしていた気もする。ダラダラ焚き火癒し系沢登りでした。

ダラダラ沢登りに手を上げた志の高くない人たちと京都を出発。
前夜泊地ではすごい雨がふっている。

1日目:
寒い。そして雨。けっこう降っている。入渓点へ向かう。時折土砂降りになっている。
屋根のあるところでパッキング等をして、車をとめて登山道をまずは歩く。やはり人がいない。
2回目なのに道に迷いかける。人間の記憶は曖昧だ。去年の焚き火の時に飲んだ日本酒の銘柄、酔ってべらべらしゃべった内容は思い出せるが、登山道の分岐点は思い出せない。

12079317_930989276995328_3928295635418180969_n ロープを使わずに沢に降りれた。焚き木を集めたりなんとかしていると、雨が降ってくる。かなり強い。
食べれそうなキノコのあるが、キノコの知識が相当に乏しく写真だけ撮影。

12107919_930990140328575_1083108858612186400_n 炊事用のブルーシートのタープと居住用タープを張った。
寒いので早々に火を熾し、酒飲んだりする。

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花火をしたり、マシュマロ焼いたりして10時過ぎまで焚き火を囲んだ。
ビールを冷やすために水流ちかくに石を組んでいたら、そこにイワナがきていた。掬おうとしたが掬えなかった。
イワナを掬いに上流に行く人や焚き火のそばで寝る人。シュラフに入ってもう寝る人。焚き火に焚き木をくべる人。
空を見上げると木々の間から星がみえた。

2日目:
夜中も雨は降らなかった。が、寒かった。
なぜかシュラフカバーとインナーだけで来ている人などもいて理解に苦しむ。焚き火のそばで寝ていたらしい。

DSCN8745 焚き火を熾して朝からマシュマロを焼いて食べている。かなりの量があった焚き木をほとんどくべて燃やし切って、始末をして出発。
紅葉にはまだ早いが色づいた葉がきれいだった。

今回の変形菌
沢から稜線にあがる源流部の倒木にホソエノヌカホコリHemitrichia calyculataがいた。
子実体は黄色で細毛体がもしゃもしゃしている。晩秋ではもう胞子嚢からほとんどの胞子がなくなって、細毛体と柄のみになっている。
細毛体の基部は杯状体というお皿の形をした構造体がみられる。

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