2016年6月25日
東吉野村にて海外遡行同人の総会。
少し遅れて到着。もう成瀬さんのレイユニオン島のキャニオニングの発表が始まっていた。
海外の日本の何倍、何十倍ものスケールの谷。滝。圧巻。いつも発表にはすごいなぁ思うばかり。そしてその次は田中さんの台湾のキャニオニングの発表。海外遡行同人の総会ではほぼ毎年台湾の沢登りの発表があるが、今回の発表はすごかった。キャニオニングってのはただボルト打って下ったり、飛び込むだけかと思っていたが、その技術はほとんと新しく見たこともないものばかりで超新鮮だった。一番驚いたのはフローティングアンカー。空のザックにロープを結びつけ激流に放り投げると水の抵抗をうけてロープが引っ張られる力を利用してロープを張るというしくみ。ものすごいバックウォーターで近づけないところをその技術を使って突破したというので、なんだか沢登りとキャニオニングってのはこうも違うものかと思い知らされた。そして最後は「辺境クライマー」の作者の宮城さんが来るはずだったが、体調不良のため欠席。残念。
そして18:00から交流会開始。食堂の宴会はお酒も足りず今日は二日酔いになりそうもないなと思ったが、みんな個人で持ち寄っている酒の量がはんぱじゃない。これが総会名物の「アルコールゴルジュ」。みごとにゴルジュを突破できなかったり、強点を攻めすぎた人などが続出…。年々このゴルジュは強くなっているそうだ。
5人もきている関西蛍雪山岳会の方々や、若手の大阪わらじの方、剣沢大滝初登の和田さん、成瀬さん、その他いろいろなツワモノたちと話したりしていたら、記憶がプッツリときれたいた。

6月26日
やはりきのうのお酒が思いっきり残っている。奥の平谷へいくメンバーも相当きつそう。
私たちは唐谷川へ。飲みすぎでこれなかったメンバーもいたりして、同行メンバーの車のバッテリーがあがったらしく入渓は10:30くらいになってしまった。みんなでジャブジャブゆく沢は楽しい。飛び込んだり、ひたすらシャワーしたりとわいわい遡行する。60歳代の超元気なメンバーの方たちもほとんど老いという言葉を感じさせない。
前回この沢に来たときは人工林だけが目立ってきれいな沢だとは思わなかったけど、なかなかよい沢だった。
けっきょく一の滝まで遡行して時間切れで迷岳の林道から下山した。

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