2010年3月。鹿島槍ヶ岳追悼登山。
この計画が持ち上がったのは、確か一昨年の秋。
3月の鹿島槍で亡くなった仲間の13回忌、会をあげて
鹿島槍へ追悼に行こうという、先輩方の想いがつまった計画だ。

当時の盛り上がりと比べると寂しくなってしまったかもしれないけど
岩峰会には今でもこうやって、山に憧れて頑張っている後輩達がいます、
皆で楽しく山に登っています、そんな様子を空から見てもらいたくて。
また、そういう会であることを私自身が確かめたくて。
私も頑張ろうと思っています。
まぁ、それは私の個人的な思い込みなんですけど。

彼らが亡くなったのと同じ季節の同じ山。
各自のレベルに合わせたルートを選んで参加するとはいえ、
中途半端な気持ちで行ってよい山ではない。
実力の足りない者は目標に向かって努力し、また、お互いのことを
よく知り、チームワークとムードを高めていかなくては。

というわけで!
それに向けての公式合同練習 第1回目が、今回の霊仙山でした。

久々の大御所たちも登場。懐かしい顔や、新しい仲間もごちゃまぜで
総勢9名での山行。

暖かい日が続いたせいか、雪のあるとこないとこ半々くらいで
雪山訓練になったかどうかといえばビミョーな感じではあったけど、
皆が一同に会し、顔を合わせ、1つのパーティとして一緒に登れたことが
嬉しかったです。なんせ今日は第1回目。顔合わせということで。

「やっぱり一緒に山に行ってこそ」 って思いました。

それにしても、大御所たちはやっぱり頼もしく、何気ない言葉の中にも
キラリと学ぶことがあり、勉強させてもらいました。
(いや、きっと、何気ないフリして、気付かせようと思ってたはず?)
そして、何より私は、先輩たちと一緒でとってもとっても楽しかったです。
ありがとうございました。




山頂にて。みんなダラダラしてるように見えますが、実は、体ごと飛ばされそうな風に必死に耐えているところです。私も必死のパッチでパチリ。

<とん>