日時:2014年8月22日夜発~24日
場所:奈良県大峰山系大迫川水系神童子谷
メンバー:く、え、他会1

台湾から帰国してからだらだらとした日を過ごし、あんまりがっつり山行ではないのがしたかったので大峰は神童子谷へ。
癒し系の沢として名高く、比較的大峰の中ではアプローチは近い部類に入る。

22日(金)
22日に京都を出発し14号を南下しいつもの橿原で買出し。399号線沿いで前夜泊。

23日(土)
日があけてから起床してだらだら出発。全身にやる気のなさが漲っている。
399号線を169号線上北山村方向に進み天川村に入る。御手洗渓谷は美しく曇りではあるが、今日の天気もなんとなく期待できる気がした。
前回来たときは入渓点ギリギリまで車で入ったが今回は土砂崩れなどがひどくけっこう前のほうでとめててくてく歩く。

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橋の先から入渓して作業道を沢に降りる。大きな釜が有り泳がなくてはならず、意外と水が冷たく大変だった。

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その先で沢は左に折れて大きな釜をもつナメ滝。雷が鳴り雨が強くなってきた。ツアーの団体の人たちが来ており先に行ってもらってタープをかぶって、お茶を飲む。
それから先はザイルをだしてフィックスの箇所を通過する。滑落して巨大洗濯機に巻き込まれるとかなり危険。フィックスの末端の木は完全に腐っていてあの残置フィックスは問題ありだった。
そして今回は漁業券を買っての釣り。
さいしょはほとんどかからなかったが、雨の後アマゴの警戒感が薄れたのかよくアタリがあった。

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20cmまではいかないがけっこうなサイズのアマゴが釣れて大満足。

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例の高台の幕営地について火を熾し、雨に降られることなく夜を過ごす。

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24日(日)
完全ダラダラモードで7時起き。
もういっかい火を熾してお米を炊いてうだうだ。最高の時間だ。

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焚き火を始末しているころには入渓者に出会う。
懸垂下降の練習などをしてまたもとの沢を下降する。下流ではきのうのツアーをまたやっているらしく団体さんに会った。

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無事駐車場に着いて装備を片付け、洞川温泉へ行く。やたら温泉は混んでいて、土砂降りの雨が降っていた。
京都に着くまでにもかなりの雨が降っていた。きのうの沢の雨とは違う圧迫感のある雨だった。

稜線に突き上げることもなく魚を求めて、焚き火を求めての沢登りだった。
いやーやりきった!という達成感はなかったけど、なんとなく心がタプタプと満たされたそんな沢登りだった。

Photo by Emura