日時:2018年7月14・15日

場所:中央アルプス 太田切川本谷

メンバー:く、他2

7月13日(金)

大阪から京都までの電車の汗臭さと一杯ひっかけたサラリーマンの酒臭さがすごい。

帰ってパッキング。めんどくささがすごい。

京都発で中央道のPAで仮眠

7月14日(土)

快晴

駒ヶ根のある場所で着替えと準備。2台のうち1台を回送させる。

菅の台バス停の駐車場はいっぱいになっていてスキー場近くのところに誘導され、そこからバスで菅の台バス停へ。

ロープ―ウェイは2時間待ちとからしい。

檜尾橋で下車。檜尾尾根を下山してきたとおぼしき登山者がいた。

さっそく歩き出すと記録にもでてくるトンネル。

 

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入渓点までは1か所ガレで崩壊しているところはあるがほぼ整備されている。

 

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取水所みたいなところを越えて入渓する。汗だくだ。

早速すごい水量。普通に渡渉できない。ホワイトウォーターがやばい。何回か引き返したりしてやっとのことで渡渉。

 

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さっきまで汗だくだったのにもう寒くなってきた。

1か所巻いて、岩間をずりあがるところ。残置があるらしいのだが、水量が多くそれなりに岩間から水が流れている…。

けっこう水がかかって厳しい。残置を利用してA0しまくってなんとかずりあがる。背中を押し付けるのがポイントだった。

 

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その後の荷揚げも少し難儀する。かなり時間がかかってしまい空を見上げると曇ってきた。

その後はでかい滝が何本もありアルプスの沢のスケールのでかさを実感した。

 

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ものすごい夕立があり直後水が濁り出した。

 

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その後日が傾き始めるとちっちゃいブヨみたいな刺すやっかいな虫が飛び始める。

なんとか予定していたポイントまで辿り着き、焚き火を熾して、ご飯をたべて寝た。

下が砂地だったのでとてもよく寝れた。

7月15日(日)

6時に起きて7時半くらいには出発。今日は空木岳を越えなければならない。

 

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↑朝ごはんをたべていると朝日がさしこんできた。美しい。

快晴で突き上げる木曽殿とおぼしき鞍部もみえている。もうゴーロで水量も少ないのできのうみたいに水に足をとられることもない。

 

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雪渓もチェーンスパイクで問題なく登れた。

 

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その後枯れた沢を詰めてまた水が少しでてきたり。とにかく詰めるが、けっこう時間がかかる。記録でもひどいガレとあった沢に突入してしまい本当にひどいガレで石を落とさないように気を遣うのが疲れる。記録に間違ってこのルートをいってしまったというのがあったが、どうやらまったくそれと同じルートをトレースしていたようで最後は懸垂下降を2Pしたりしてなんとか木曽殿小屋にたどり着いた。

 

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沢道具を全部しまって空木岳を目指す。周りのパノラマはさすがアルプス!といったところで見ていて飽きない。が、第二ピークあたりから相当バテてきてしまって、本当なら楽しいはずのこの岩場もただのしんどすぎる上下運動でしかなくなっていた。
力も振り絞って空木山頂に立ち、空木小屋でコーラを飲む。

 

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空木小屋に泊まるかもという予定だったが恐ろしいくらい満杯で、下山することにした。大地獄などの鎖場を過ぎて池山小屋をすぎたあたりにはもう日が暮れ始めていた。

中アルtg柿_180827_0086 池山尾根登山口に着いた。本当ならここまで車でこれたのだがこの林道が土砂崩れで通行止めになっていてかなり下のほうに車を置いた。しかしこの車の置いた場所がはっきりせず、ひたすら林道を下るしかなかった。車についたのは21時を回っていた。

こんなに歩いたのも久しぶりで、足もボロボロ。

駒ヶ根の銭湯によって、COCOSでごはんをたべて車中泊。

明日は柿其渓谷へ続く。